びっくり仰天のエッグハント！-イベント攻略

マディー
「ロディ！卵をペイントしてるの？」

ロディ
「そうなんだ。子どもたちに頼まれちゃってね。」

マディー
「ロディに芸術の才能があるなんて思わなかったわ！」

ロディ
「実はね、建築士になる前の夢は芸術家だったんだよ！」

マディー
「あら、ロディとヘルメットは一生の友達かと思ってたわ。でも、その色は大好きよ。」

ロディ
「…！」

マディー
「うわっ…ヒドイことになってるわね。」

マディー
「片付けるのに相当時間がかかりそうだわ。」

マディー
「でもよく考えると、どうして玄関口にチョコレートが大量に落ちてるんだろう？」

ロディ
「マディー！メイソンを見てないかい？卵探しに夢中になってるようなんだ！」

マディー
「なるほど、そういうことね…」

メイソン
「マジか…最悪！」

マディー
「どうしたの、メイソン？」

メイソン
「ウサギが卵を木に吊るしちゃったんだ。それもちょうど僕が届かない高さに…きっと馬鹿にしてるんだよ！」

マディー
「もしよかったら1つあげようか？」

メイソン
「僕の楽しみを台無しにするつもり！？姉ちゃんは子ども心ってもんを分かってないね。」

マディー
「フン！私は子どもじゃないからね！」

メイソン
「見りゃわかるよ！」

マディー
「なんてかわいいウサギなの！」

メイソン
「悪いことは言わないから、そいつには関わらないことだね。あの小さな黒い目をみてごらん。絶対に何かを企んでるよ。」

マディー
「とってもかわいいのに…あれ、あたなの口の周りに付いてるのって、チョコレート？」

メイソン
「そう…かもね…」

マディー
「いくつ食べたの？」

メイソン
「…」

メイソン
「14個…」

マディー
「すごい数のウサギね！」

ウルスラ
「何羽か数えきれないわ！」

マディー
「何「羽」？」

ウルスラ
「そうよ。ウサギは「匹」ではなく「羽」で数えるの。」

マディー
「なるほど！蝶々を「1頭」「2頭」って数えたりするのと同じね！」

ウルスラ
「ちなみに、私のお気に入りは銃の「1挺」「2挺」よ。」

マディー
「卵がたくさん集まったわ！」

ウルスラ
「ええ、そのようね。でも、どうやってそんなに集めたの？」

マディー
「新しいパン屋さんがいるでしょ？彼女が力を貸してくれたのよ。」

ウルスラ
「チェリーのことかい？うーん、あんまり信用ならないね。」

マディー
「大丈夫よ！」

マディー
「何があっても、おばあちゃんのパイが一番だから！」

ウルスラ
「当たり前よ！」

ウルスラ
「ちゃんと分かってるようね…」

マディー
「どう？この小屋、気に入った？」

ラフス
「ワン！」

マディー
「言っておくけど、チョコレートエッグは食べちゃダメよ！身体に悪いんだから。」

ラフス
「クーン…」

マディー
「あらかじめ作っておいたの…ラフスが食べられる特別なチョコレートエッグをね！」

ラフス
「ワン、ワン！」

マディー
「え…？でも、数が足りないわ…」

マディー
「メイソンの仕業ね！」

マディー
「春がやってきたわ！何もかもが新鮮に感じる！」

マディー
「メイソン！どうしたの？」

メイソン
「姉ちゃんにこれを持ってきたんだ。ママの言いつけでね…」

マディー
「すごいじゃない！自分で作ったの？」

メイソン
「そ…そうだけど…もし気に入らなかったら捨てていいよ。」

マディー
「とっても素敵よ！この壁に飾っておくわね！」

メイソン
「お願い、やめて！みんなに見られるから！」

メイソン
「姉ちゃん、聞いてくれよ！」

マディー
「マディーだけど…ま、いいわ。」

メイソン
「超すごいアイデアを思い付いたんだ！チョコレートエッグって、普通は中にチョコレートが入ってるでしょ？」

マディー
「そうね。」

メイソン
「でも逆に、本当の卵をチョコレートでコーティングしてみたらどうだろう？」

マディー
「ええっ、気持ち悪い！」

メイソン
「でも、サプライズにはなるでしょ？」

マディー
「あまり嬉しくはないけどね！」

メイソン
「うさぎから手紙が来たけど、知恵比べで僕に勝つつもりなのかな？」

メイソン
「でもそうはいかないよ。なにしろ僕は、最高の知恵を持った最強の探偵だからね！」

メイソン
「メイソン探偵が、卵を一つ残らず見つけてやるぞ！」

メイソン
「あ、僕のぬいぐるみ！ずっと探してたんだ…」

メイソン
「ちょっと待って…中に卵が入ってるじゃん！自分の部屋を片付けると、いいことがあるもんなんだね。」

メイソン
「これはすごいや！僕はまさに名探偵だね！」

メイソン
「でも、ウサギに取り返されないように、ちゃんと隠しておかなきゃ。」

メイソン
「まずはここから探してみよう…」

メイソン
「もし僕がウサギだったら、誰も思いつかないような場所に隠すだろうな。」

メイソン
「このクローゼット、卵を隠すにはもってこいの場所じゃない？中がごちゃごちゃだからね！」

メイソン
「メイソン・ウー探偵のお出ましだ！うちの事務所は世界有数の探偵たちが集まってるんだぞ！」

メイソン
「ま、イタズラするのにぴったりな場所でもあるけどね。」

メイソン
「このガムも味がなくなっちゃったか。でも心配ナッシング！」

メイソン
「もしものときのために、ガムはたくさん取っておいてあるからね！」

メイソン
「結構大変だったな！」

マディー
「メイソン？なんで私の庭を掘り起こしてるの？」

メイソン
「時には手段を選べないこともあるんだよ！」

メイソン
「懐かしいなぁ！「メイソン・エクスプレス」だ！色々と改造しちゃったから、もう原型留めてないけど…」

メイソン
「あれ？カゴに卵が入ってるじゃないか！ウサギって、実はいいヤツなのかも…」

メイソン
「僕はこの机の前で、どれだけ無駄な時間を過ごしてきたんだろう…」

メイソン
「でも、色んなものを隠せるスペースがたくさんあるんだ！」

メイソン
「…言っておくけど、引き出しの裏は見ちゃダメだからね！」

メイソン
「これを使うことになるとは思わなかったけど…」

メイソン
「でも、使うなら今しかない…」

メイソン
「「鍵」をね。」

メイソン
「あれぇ？変わった卵があるみたい。」

メイソン
「黄金の卵か…まさかウサギが何かを企んでる？ま、一応もらっておこうかな。」

メイソン
「損はないはず！」

メイソン
「うーん…このチョコレートエッグも取っておかなきゃだめかな？食べちゃっていいよね…」

メイソン
「探偵活動にはエネルギー補給も必要だしね！」

メイソン
「モグモグモグ…」

メイソン
「ママに見つかる前に、ここにパチンコを隠さなきゃ。」

メイソン
「え、こんなところにも卵が…！けっこう頭のいいウサギなんだね。」

メイソン
「なかなかやるな！でも、メイソン探偵の目はごまかせないぞ！」

メイソン
「卵の中を隠すなんて、悪知恵を働かせたみたいだけど、相手が悪かったな！」

メイソン
「僕のお気に入りのおもちゃたち！ここまでに集めるのに、何年かかったことか！」

メイソン
「もっと大きなおもちゃをねだらないと。一人きりでおもちゃ集めをするのはなかなかの大仕事だな！」

メイソン
「あれ、卵がはいってる！」

メイソン
「カエル君、元気かい？…って、これは何？」

メイソン
「やったね！卵がまた見つかった！もう尻尾をつかんだも同然だからね、ウサギさん！」

メイソン
「信じられないや…」

メイソン
「こんなに高く積みあがるなんて…」

メイソン
「それに、見た目もすっごくきれいだ！ぜーんぶ僕のだからね！」

メイソン
「学校の机と引き換えに、こんなに卵が手に入るなんて誰も思わないよなぁ…きっと先生にもバレないはず！」

メイソン
「あ、ママから電話だ。」

メイソン
「ママ？今のところ順調だよ！え？怒られるようなことはしてないよ！まだね…」

メイソン
「よし、ここに卵はないかな。なにしろ、洗濯機の裏まで探したもんね。大変だったよ。洗濯物をかき集めて…」

メイソン
「…って、こんなところに卵あるじゃん！ちょっと待ってよ…」

メイソン
「これって、ウサギの策略にハマってるわけじゃないよね？まさか、知らず知らずのうちに部屋の片付けをやらされてるんじゃ…」